2025-01-04
コミュニティ特化型シェアハウスを全国で運営する絆家シェアハウスの代表、平岡です!
全国26物件650室を運営する中で、数多くのオーナー様・管理者様の物件改善支援を行ってきました。
本記事では、特にご相談の多いテーマである「退去率を下げ定着率を上げる。結果稼働率の安定を実現する管理ポイント」について、具体的にご紹介したいと思います。
この記事はこのような方へ向けています
✅稼働率が不安定で、改善の優先順位が分からない
✅入居はあるが、短期退去が多く収益が安定しない
✅管理会社の運営方針に不安があり、改善または変更を検討している
✅入居者同士のトラブルやモラル問題で現場が疲弊している
皆さんのシェアハウスでは、数字をどのように扱っていますか?広告を出して内覧があってもなかなかな稼働率が安定しない。入居の数と退去の数の動きが大きい場合、「退去率」を出してみていただきたいです。稼働率の安定は、入居数ではなく退去率にあるからです。

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Contents
稼働率が安定しない物件のオーナー様にヒアリングすると、多くが集客や問い合わせ獲得だけに注力されていることが多いです。「退去率」と「平均入居期間」をKPIとして明確に運用していないケースが少なくありません。しかし、安定運営を実現するために最も重要なのは、数字のバランスであることをご存知でしょうか。
①問い合わせ数
②入居率
③退去率(=平均入居期間)
この3つを揃えて管理することです。
逆に、これ以外の数字は一旦みなくても良いかもしれません。そして特に「退去率」が数字の安定には必要不可欠です。
一般的なシェアハウスの平均入居期間は6ヶ月〜1年。
絆家では 1〜1.5年と業界平均の約2倍の在住期間をKPIにおき、実際に実現しています。
退去率の改善は、
✅集客コストの削減
✅稼働率の平準化
✅コミュニティの安定化
の良い循環に直結することをまず重要視します。
以下では、絆家が実践する退去率を最小化する3つの管理ポイントを解説したいと思います。
皆様のシェアハウスのご入居者様の退去理由を正確に把握しているでしょうか?もちろん、転勤・ライフスタイルの変更など避けられない退去もあります。
しかし以下のような “本来は防げる退去” が一定数存在する場合があります。
✅共有スペースの清掃・衛生面でのストレス
✅一部入居者のモラル不足による不満
✅人間関係のギャップからくる居心地の悪化
✅なんとなく居場所を感じられず離脱するケース
シェアハウスを運営される方であれば、イメージができるシチュエーションが1つでもあるのではないでしょうか。しかしこれらは入居の最初の導線で、ほぼ改善できるんです!
それらのキーワードをシェアさせていただきますね。
✅「ハウスルール」の徹底設定
✅暮らす入居者同士の「共通認識」を設定する
✅快適な暮らし方とそうでない暮らし方の2パターンを具体的シュミレーションで設定
✅ルールは背景(なぜ必要なのか)まで共有をする
絆家の場合、とにかくルールを徹底しているのですが、ルールは「紙で配るだけ」では浸透しません。入居初日にどの程度の理解度でご入居いただくかが、モラルの高い入居者が離脱する構造を防ぐことにつながります。
これらは管理の質にも直結するので、退去率を左右する最大のポイントです。
絆家では全入居者へこう伝えています。
「入居後1ヶ月をどう過ごすかで、安心感やシェア生活への満足度は大きく変わる」
最初の1ヶ月の不安や孤独感が生まれやすいもの。シェアハウスは「住まい」なので、安心感がないと、ずっと暮らしたいとは思えません。シェアハウスでの安心感を脅かすポイントはどんな点になりそうでしょうか。絆家では、「マイナスを先に排除する」ことを前提に、入居後1ヶ月を徹底フォローする仕組みを取り入れています。
具体的なサポート例をキーワードでご紹介しますね。
✅同期同士でのグループオリエンテーションの開催
✅ダイレクト相談窓口の設置(入居1ヶ月間のみ活用)
✅興味に応じた公式イベント・コミュニティ制度のご案内
✅入居者同士の接点をつくる「受け入れサポート制度」
1ヶ月以内の一番不安や疑問が浮かびやすい時期だからこそ、不安点を先回りをして排除する管理構築を取り入れています。これによりルールの浸透がスムーズになり、結果、コミュニティ作りに関心を持っていただける入居者様が増える連鎖を作ります。
多くの管理者の方は“入居したら終わり” としてしまいますが、1ヶ月間の伴走を管理の一環に取り入れることで、短期退去を確実に減らせることが実例からもわかっています。ぜひ、ヒントにしてみてください。
シェアハウスでよくある退去理由のひとつが、入居者同士のコミュニケーション摩擦 です。
契約違反(盗難、迷惑行為など)は当然厳正に対応すべきですが、日常的なコミュニケーションのズレは、実は管理側の方針で解決できることをご存知でしょうか。
事業者の方よりいただく相談で多い内容を挙げてみます。
✅管理者がトラブルに一才介入しないことで、良い入居者が退去し、ルール違反の入居者が居座ってしまう
✅入居者が決めたルールを守らない
✅相談窓口がないことで良い入居者の不安が蓄積し、結果的に退去へつながってしまう
絆家では、この悪循環を避けるために明確なトラブル対応ガイドライン を提示しています。
ガイドラインのキーワードを参考までにシェアしますね。
✅管理側がトラブルの“解決の主体”にはならない
✅しかし、適切な相談窓口・安心できるサポート導線を用意
✅入居初日にトラブルへの考え方や事例を全員に説明
シェアハウスで起こるトラブルは、種類がそう多いわけではありません。実はとってもシンプルです。
「起きた時に対応する」ではなく、「起きる前にスタンスを明確にする」
結果として、トラブル件数は棟数に対しての年間発生は5%未満。「事前に防ぐ」を徹底します。
「介入しすぎず、しかし放置しない」「ルールの徹底と一貫性」このバランスが、安定運営の鍵になります。
ここまでご紹介した3つのポイントは、どれも再現性が高く、即日改善に着手できる内容ではないでしょうか。私自身、長くシェアハウスを運営していて、シェアハウス管理は「プラスを作る」こと以上に、「マイナスを作らない」ことの重要性を重要とし、管理構築に取り入れています。
自社の運営や定着率に心配がある方はぜひ取り入れてみてください。少しでも安定したシェアハウス管理に繋がれば、幸いです。