2022-10-14
こんにちは。コミュニティに特化したシェアハウス会社、絆家シェアハウスの代表・平岡雅史ことまーしーです。おそらく日本最長15年シェアハウスに住み続け、11年に渡り全国13箇所のコミュニティシェアハウスを運営する中で見出したシェアハウス管理運営のノウハウを記事にしています。
この記事では、5記事に渡ってお届けしてきた虎の巻の最終章であり、絆家シェアハウスが10年をかけて積み重ねてきた「付加価値の生み出し方」についてをお届けします。
この記事をご覧いただいているオーナー様や事業者様は、自社の口コミや友人紹介率、そして一度退去した方の再入居(リピート)についてどのようにお考えでしょうか。
この記事で紹介する「シェアハウスの付加価値」は、大きく上記の数字に紐付き、効果性を発揮します。
また、サービスの付加価値が高いほど稼働率に良い循環を生み出しますし、他社比較での大きな一つとして相乗効果として選んでいただけるポイントになりますので、ぜひご参考にされてくださいね。
<限定ノウハウ配信中!>シェアハウス15年歴のシェアハウス社長が教える・管理運営方法伝授!無料相談は公式ラインからご案内!
Contents
付加価値とは、他とは違う何らかの独自の価値を、商品やサービスなどにつけ加えることを指します。
この記事をご覧のオーナー様や事業者の方は、自身のシェアハウスの付加価値をどのようなものに設計しているでしょうか。
絆家シェアハウスでは、付加価値を「コミュニティ」として設計しています。
皆さんは、「コミュニティ」と聞いてどんな印象を受けますか?
「シェアハウスは住まいだから、入居者が増えれば勝手に作られるものじゃないか」と、思われる方もいらっしゃいますが、それは間違いです。
コミュニティは人が集まれば勝手に生まれるものではなく、点と点が線でつながるよう、具体的な設計を元に作られるものです。また絆家シェアハウスでは運営者が中心になるのではなく、コミュニティをサポートをする形で、「自走するコミュニティ」を設計立て、運営しています。
シェアハウスを10年運営をする中で、創業当初からコミュニティ作りに特化してきた絆家シェアハウスだから出来る「シェアハウスのコミュニティ作り」について、3つのポイントに沿ってご紹介します。
これをご覧の方は、シェアハウスでどんな体験をしてもらいたいでしょうか。絆家シェアハウスでは、ハウスコミュニティを通してこのような体験を入居者の方々に得てもらいたいとしています。
1・食卓を一緒に囲み、安心感を感じること
2・ご自身の好きなことで繋がり、誰かと一緒に「好き」を共有する時間を得ること
3・自分のやってみたいことにチャレンジできる環境があること
この体験を具体的な制度として落とし込み、入居者の方が自由に利用し、コミュニティを通して体験を得ていただける環境を用意しています。
例えば(1)の体験を得ていただくために「ごはん会ポイント制度」というものを用意し、シェアハウスのリビングでごはん会が開催されることを促進します。
これは10年シェアハウスを運営していて感じることですが、リビングに人が多く集まることは、シェアハウス全体の雰囲気やモラル度の向上に大きく反映されます。
皆さん、食卓はリビングでとられますよね。また、1日に全く食事をとらない人はいません。
「誰もが集まる場所で」「誰もが共通して持つ欲求(食欲)を満たす時間を」「3名以上の入居者同士でとること」を促進することは、ここで暮らす入居者の方々の生活での安心感に大きく影響します。
例えば(2)の体験を得ていただくためには、「公式部活動制度」というものを用意しています。この制度は、共通の趣味や好きなことがある3人以上のメンバーが、部活として発足をすると公式として認定され、毎月部費の申請が可能になる制度です。
公式の部活は平等性をルールにしていますので、絆家シェアハウスの誰もが参加することができます。シェアハウスによくある、「一定の人たちが仲が良く、後から入居した人が輪に入れない」などをコミュニティの相談でよく聞きますが、公式で平等性の高いコミュニティの場が多くあることで、そういった入居者の声も解消することが可能です。
例えば(3)の体験を得ていただくためには、絆家シェアハウスでは毎月「オンラインスクール」が開催されます。オンラインスクールは、全国の絆家シェアハウスの入居者の方が無料で参加することができるオンラインイベントです。このオンラインスクールに、絆家入居者の方は講師としてチャレンジすることが出来ます。
自身の強みや得意なことを披露する場、また挑戦したいと思うことにチャレンジできる場所をオンラインスクールや公式イベントの場で多く作り、入居者の皆さんにスポットが当たる体験の場を用意しています。
このような場を設計することで、個性的でユニークな入居者の方に多く集まっていただき、「絆家シェアハウスに暮らしている入居者の皆さん=人」自体が付加価値として育まれる流れを生み出すことに成功しています。
ただし、制度だけ用意されていても使われることがありませんので、着火剤(制度が活性して使われるための仕組み)が必要です。
その着火剤は今までご紹介してきた①〜④のノウハウにも一部掲載されていますので、まだ記事を読んでいない方は、ぜひご覧になってみてください。
絆家シェアハウスのコミュニティ制度の一つに「ファミリーアンバサダー制度」があります。
この制度は入居者の皆さんが、「SNS発信」「カメラ」「ライター」「ご飯作り」「街歩き」などの分野からご自身の得意なこと・チャレンジしてみたいことを通してシェアハウスの場で発信を行うチャレンジ制度。主に「シェアハウスを一緒に作る場」として設けています。
アンバサダー制度を通してハウス間を超えた横の繋がりも生まれること・ご自身の得意を発信する場でスポットを当てること。この2点を体験として提供することで、シェアハウスで暮らす楽しさを自然と見出していただけるきっかけを提供しています。
現に、ファミリーアンバサダーとして活躍する入居者の方は、全体の入居者の方の中でも絆家シェアハウスのコアファンである方が多く、サービスのファン作りにも成功しています。
絆家シェアハウスのコミュニティの特徴の一つに「全国の絆家シェアハウスメンバー同士の繋がりがある」ことがあります。
おそらくシェアハウスコミュニティでは随一でないでしょうか。年1〜2回を目処に、全ての絆家シェアハウスの入居者の方向けに、合同イベントを企画しています。
合同イベントはその年に合わせて内容は異なりますが廃校を貸切にしたキャンプ、陸上競技場を貸切にした運動会、無人島イベントなど他ではなかなか体験できないコンテンツを用意します。
オンライン上での横の繋がりが生まれるコミュニティ制度だけでなく、オフラインの合同イベントを企画することによってご自身が暮らすハウスだけでなく全国に繋がりを作ることができることが絆家シェアハウスのコミュニティの大きな特徴です。
ここまでやるの?というくらい、絆家シェアハウスは付加価値の設計を徹底していますが、その理由の一つが「いくつかの大きな数値に直結するから」というものがあります。
その数字とは、冒頭でお伝えした
自社の口コミや友人紹介率、そして一度退去した方の再入居(リピート)率
そして付加価値の設計は集客全体の大きな柱となるものだからです。
現に、グーグル口コミで実際の入居者の方の声を見ることが出来ますが、2022年10月の段階で100件を超える口コミのほとんどが5点評価・リアルな体験のお声を多くいただいています。
※実際にご投稿いただいた口コミを一部紹介します。
口コミによる友人紹介や再入居のリピート率も一定数を占めており、シェアハウス入居者の方には非常に満足度の高い体験評価をいただいています。
入居者満足度の向上は、結果問い合わせ集客に連動して良い循環を生み出すため必要不可欠です。入居者満足度と集客を切り離してお考えになる事業者様も一定多数いらっしゃいますが、集客に良い循環を生むためには、現時点で入居して下さっている方の満足度の向上は不可欠です。
もし自社で付加価値の設計がされていない場合は、「自社のシェアハウスが入居者の方に与えることが出来る付加価値」はどんなものがあるか、設計されることをおすすめします。
以上、絆家シェアハウスが得意とする「稼働率を高める内覧スキルUP方法」についてお届けしました。ご覧いただき、いかがでしたでしょうか。
ここまでご覧いただき、質問や相談が浮かぶ方は是非「代表・平岡による30分無料相談」をご活用ください。実際にシェアハウスの現状やお悩みをお伺いしながら、ご一緒にシェアハウス業界を盛り上げていくことが出来ますと幸いです。
※無料相談については、相談の時点で「シェアハウスを運営している方」に限らせていただいております。運営はしていないが物件をサブリースとして提案したい等のご相談は、お問い合わせページよりお問い合わせをお願いいたします。
読んでくださったシェアハウス事業者・オーナー様のシェアハウスがより素晴らしい場所となり、絆家シェアハウスと一緒に業界を一緒に盛り上げていくことが出来ますように。ここまでご覧いただきありがとうございました。