(JP) 家族でシェアハウスで暮らす。実際にシェアハウスで生活した家族のリアルな声を紹介します

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絆家シェアハウスは、2019年8月に国際交流型の家族シェアハウスをスタートしました。
<絆家シェアハウスfor familyの記事はこちらより>
 
プロジェクトをスタートして様々な声をいただきました。「家族向けは探してもなかなかなかったので嬉しい」「興味がある。暮らしてみたいけど実際にはどうなの?」また日経新聞や日テレNEWSなど様々なメディアにも紹介いただき、8月には興味のあるご家族を招いた体験会を開催するなどその暮らしを多くの方に知っていただく機会を作ってきました。
 
「人との繋がりがある中で子育てをしたい」「こどもに様々な価値観に触れて欲しい。いろんな国籍、職業、価値観などが溢れる中で価値観を形成していって欲しい」多様性や繋がりは、今の時代とても求められているのだと改めて実感しました。

その中でも、実際に家族が「シェアハウスで暮らす」ためには色々と考える必要があることも事実。どんな人たちと、どんな風に暮らしているのか。この記事では実際に家族で「絆家シェアハウス#HASH196」へ入居し、暮らしを共にした島田ファミリーのリアルな生活をお伺いしました。家族でシェアハウスという暮らしを考えているすべての人へ、お届けします。

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写真は仲むつまじくインタビューに答えてくれた島田ファミリー。しまっち(左)とちろちゃん(右)青年海外協力隊のコーディネーターとして世界中を飛び交うファミリーは、シェアハウスに来る前は3年間フィジーで暮らしていました。とても人懐っこく心優しい長男「わく(6歳)」と、お茶目で可愛らしい長女「ちぐさ(4歳)」の4人家族。
家族で3ヶ月アラスカからアメリカ大陸横断の旅をしたり、海外でも長く生活をしてきた、とてもユニークで人情味のある家族です。

 
 

どうして家族でシェアハウスで暮らそうと思ったのですか?
 

CHIROー私は元々ここに来る前はフィジーで3年間JICA青年海外協力隊のコーディネーターとして働いていました。半年後には日本の反対側、ブラジルへの2年の赴任が決まっていた中で、数ヶ月日本で住む場所を探していたんです。たまたま見ていた日経新聞に、絆家シェアハウスのことが載っていて、「家族シェアハウス」を知りました。その時は千葉だし、立地的にちょっと厳しいかなとも思っていました。シェアハウスという暮らし方より利便性が大切だと。

 
ですが実際に内覧にきてみて、環境として申し分ない場所でした。キッチンの広さ、共有部分の充実さ、キッズルームは広くて子どもは家の中でものびのびと遊ぶことができる場所でしたし。そして内覧にきた時に、だれだったか忘れてしまったんですけど、住民の誰かに「一緒に住めたら嬉しいです」と声をかけていただいたんです。
環境としてハード面もいいなと思ったけど、住民の方の雰囲気も良いなと思って、旦那さんの島っち(以下:SHIMA)に相談したんです。
 
 
SHIMAーちろちゃんはその場で決めそうだったんですけど、一旦考えてから返答しようよ。と言いました(笑)その帰りの車の中で、「いいね。ここにしよう」と言いましたね。こどもたちも一緒に内覧して、「ここに住みたい」って言ってくれたので。
 
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(みなさんに大好評のキッズルームはこんな感じ!自分の家にこんなに大きな遊べるスペースがあるのは、「シェア」できるからこそです)

 
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(歓迎会での島田ファミリー。WELCOME絆家!)
 
 
CHIROー私たちはちょっと特殊というか、アメリカでも友人宅に2ヶ月居候していましたし、以前は世田谷に住んでいた時もあるんですけど、その時もご近所さんと自分たちでお祭りをつくったりというコミュニティを大事にした住まいの場所で暮らしていたんです。なのであまりシェアハウスにも抵抗がなかったというか..。決めたポイントは「子どもが遊べる場所が充実している」「友人を呼ぶことができるスペースがある」「荷物を置けるスペースがある」なども大きかったですし、ちょうど内覧した夏に複数の家族の方が体験会にきていたんですけど、その時にどんな雰囲気だったかを聞くことができたので安心することができました。

 
 
お部屋は個室とドミトリー1部屋の2箇所お借りしました。初めはドミトリーだけお借りする予定でしたが、4人家族だったので荷物の量も考えると足りずに。個室は荷物を置く部屋、ドミトリーの4ベットはそれぞれ家族1つずつ使っていました。
  
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(ドミトリーは4つのベットとプライベート空間がしっかり分かれた特注で造作したオリジナルベッドです!それぞれに収納も別途あるので、お子さんが1人で寝られる年頃の家族にもオススメ)
 
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(個室は6畳プラス大きな収納があります)

(JP) 暮らしてみてのメリット・デメリットを教えてください。リアルに是非!

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ー実際に家族でシェアハウスで暮らしてみてどうでしたか?リアルなメリット、デメリットも教えて欲しいです。

 
CHIROーメリットとしてはやっぱりいろんな人がいる環境、というところですね。さっきはハード面の充実さや魅力で入居を決めたとお伝えしましたが、実際住んでみてこどもに対しての良い環境、でいうと「国籍も年齢も職業もバックグラウンドも違ういろんな人が、自分の家にいる」ということではないかなと思います。
それは例えば、こどもに対して同じ物事を伝えるにも「これはいいよ」と言う人と、「これは駄目」と言う人、ここにはいろんな声があります。親だけの環境だと、親の考えが絶対になってしまう中で、いろんな人がいると言うことは、いろんな価値観を知る、考える機会になると思っていて。
こどもだから許されるわけでなく、その人の価値観を感じられることは親だけでは与えられない環境なので。家は子どもにとって小さな社会だと思うんですけど、数人の家族だけだと凝り固まることが、ここのシェアハウスだと100人100通りの考え方があって、家という大きな社会で多様性や色んな価値観を体験することができる。それはうちにとって大きなメリットでした。

 
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SHIMAー僕が思うのは、近所付き合いみたいな関係性が家の中にあるのが良いなと。「醤油借りるよ。」とか、「郵便受け取ったよとか。」そういう社会との助け合いや繋がりが家の中にある。
 

 
ー僕は出身が岐阜なんですけど、ありましたね。母親が帰ってくるのが遅いから隣のおばちゃんがご飯を食べさせてくれるとか。そういうの今なくなったなあと思いますね。
今は公園でこどもだけで遊ぶのは危険と言われているし、実際に自分も、子どもだけで遊ばせるのはちょっと怖いなと思ってしまう自分もいる。でもそれって本当はすごく寂しいというか。

  
 

 
SHIMAーすごく共感する。これは実際にあった話なんだけど、僕のアメリカで暮らしている友人が、自分の庭で家庭菜園をしていて、あるときその庭の菜園を見ている子どもがいたんです。それでその子どもに「庭に入ってきてきゅうりとっていっていいよ。」と声をかけたら隣のおじいさんに「こどもを勝手に庭にいれるな」「何かあったら訴えられるのはお前だぞ」と言われた。という出来事があって。
その出来事で、負の側面から見て善の行動を遮断しようと思うのはちょっと違うんじゃないかと思ったんですよね。なんか人間らしくないなあと。
 
 

CHIROーそれに人間って社会的な生き物だからこそ、人とコミュニケーションを取らないと生きていけないと思うんですよね。今はネット社会だから情報だけはネットで手に入れることができる。でもそれって頭を窮屈にさせるというか。
だからこそ直接的なコミュニケーションってすごく大切だと思っていて。
それがここ(家族シェアハウス)では日常的に繰り広げられるから、いいよね。
 
 
 

 
SHIMAーうちの子はまだ未就学児なんですけど、例えば小学生のこどもがいる家庭だと、きっとシェアハウスにこどもの友達が遊びに来る、ということもあると思うんですよね。「え!お前んち、シェアハウスなの?今度行かせてよ」みたいな。(笑)
そんな感じで遊びにきた子どもにとっても、新しい社会を知ることになる。家という概念がいい意味で崩れるんじゃないかな。
この新しい社会は、こどもにとって救いの場になるんじゃないかと思った。
そういった場ができていることが嬉しいな。
 
 
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(かくれんぼ中、ゴミ箱に隠れるちぐさ。)
 
 
ー確かにHASH196の環境は、小学生くらいのこどもにとっても良いかも。友達が遊びにくるって、いいなあ。そんな未来もきっとありますね。
ちなみに家族でシェアハウスで暮らす上で、デメリットは何かありますか?

 
CHIROーデメリットでいうと…そうですね。例えば家庭の中で「こういう風にしたい」ということはあまり通用しなくなることかなあ。例えば「この時間まではゲームをやめよう」とか「この時間は甘いものをやめよう」とか。子どもたちはちゃっかりお兄ちゃん、お姉ちゃんを理由にゲームしたり、甘いものもらったりするので(笑)。家族の中でのルールを守りたい場合は、入居する前にちゃんと初めに夫婦で決めて、子どもとも約束してから暮らしを始めることも大切だと思いました。

 
  

ーHASHファミリーは、島田ファミリーが大好きすぎて…夜にゲームして、遊びすぎて、ごめんなさい!そういうルールも、単身のハウスファミリーにも共有してみんなで大切にしていきたいと思った限りです。(運営チームの声)

 
 
 
 
CHIROーでも、私たちにとってはデメリットよりもメリットが大きく上回ってました。
こどもがのびのびと遊びまわる環境がある、それにファミリーのみんなが一緒に遊んでくれるのはお兄ちゃんお姉ちゃんがたくさんできて、わくもちぐさも、とても喜んでいます。この前ちょっと困りごとがあって少しだけこどもを見て欲しいときに、ファミリーの男の子が面倒みてくれて、甘えさせていただいたんですが、そういう時もシェアハウスならではだなと感じて。
 

 
 

ーそれは島田ファミリーがいつもファミリーに元気を与えてくれるからというのもあると思います。日頃ちゃんとコミュニケーションが取れていると、困った時はお互い様の気持ちになりますよね。ちろちゃんとしまっちもだけど、こどもたちの社交性は本当にすごくて。すごいなと思ったのが、わくはいつも「よっちゃんおはよう」とか「まーしー遊ぼうよ」とか、ファミリーの名前をちゃんと呼ぶし、ちぐさはいつも何かプレゼント(お花やおもちゃ)をファミリーにくれる。(笑)いつもリビングが笑い声が溢れていて、私たちも、みんなも、島田ファミリーのことが大好きになりました。本当に出会えてよかったなと。
 

 

(JP) 初めてシェア生活を体験して知ったこと。気づき。夫婦の関係性。

(JP) シェアハウスで暮らすのは初めてだったんですけど、シェアハウスに暮らす人ってもともとコミュニケーション能力がすごい高い人の集まりだと思っていました。
だけどここに来ていろんな人と話すと「自分は寂しがりだから」という人が多いことを知ったんですよね。
それを自覚して、自分からちゃんと人とコミュニケーションを取ろうとする人が多いというか。それって人間の本能をわかっているな、すごくいいな、と思った。
自分の弱さや寂しい気持ちを認めたくない、隠したい、他者に共感を示すことができずに寂しいが違う表現になる人とかがいる中で、自分を認めて他人に興味を持てることの強さというか。
 
それを知れたことが、ここにきてよかったと思ったことの1つかなと思います。
 
  
 

ー私たちも、島田ファミリーに出会えてこと自体が、家族シェアハウスをはじめてよかったと改めて思えました。本当に理想の家族。大好きです。また日本に帰って来たら一緒に暮らしましょう。本当にありがとう。

 
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(みんなの想い出アルバムより)
 
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(写真は島田家ファミリーがブラジルに向かった後のハウススレッドの様子とみんなの声。)
  
 

 
私たち絆家シェアハウスにとって、島田ファミリーの入居ははじめての家族の方の受け入れでした。家族にとって、絶対に良い環境だという確信はあるものの、はじめての受け入れは心配も多かったのが本音です。けれど島田ファミリーを見て、単身のファミリーと全く垣根なく一緒に遊び、一緒にご飯を食べ、一緒に語り合っているこどもたちをみていて、単身者のファミリーに自ら声をかけ、コミュニケーションをとっている島田夫婦の姿を見て、「家族だから」「こどもだから」「ママだから」「パパだから」という肩書きは全く必要なく、一人の人間同士の1対1のコミュニケーション、関係性が何より大切なのだと、改めて気づかされることが多い時間でした。
 
 
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家族シェアハウスへお問い合わせを多くいただく中で、「家族にとってのシェア生活のメリットはわかるのですが、単身者の方にとって、生活の場に家族がいることのメリットは何かあるのでしょうか。」と聞かれることがたまにあります。
単身者のファミリーにとってのメリットはなんだろうか。私たちも考えたこともありますが、島田ファミリーを見ていて感じたのは、多世代の人同士が共存していくに当たってのメリットデメリットは後付けであること。
 
様々な世代の人同士がメリットで繋がるのではなくお互いに関心を持つこと、助け合うこと、日常を笑い合うこと。それは本来もともと日本にあった社会の姿であって、自然な姿なのでないかと感じました。
少なくとも「こども」「おとな」の関係性ではなく、「家族」「単身者」の関係性でもなく、ハウスファミリーと互いに1人の人同士として信頼関係を構築していく島田ファミリーの姿を見て大切なことを気付かされた気がします。
  
島田一家の皆さん、出会ってくれてありがとう。ブラジルでもそのままで!いつまでも家族です。
 
 
家族シェアハウスへ入居を考えているご家族の皆様。ぜひ一度、お子さんとハウスに遊びに来てください。様々な価値観の中で子育てをすると、こどもがどう育っていくのか、気になりませんか?私たちと一緒に家族シェアハウスを育んでいただけるご家族の入居を募集しています。
 

家族型国際交流シェアハウス「HASH 196」詳細はこちら
 
お問い合わせはこちらよりご連絡ください。

ライター紹介
kizunaya
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絆家の広告塔うっちーくん。人好きで、話好き。絆家のいろんなシェアハウスを巡っては、家の様子をブログに上げることが趣味。最近は、東京以外にも大阪にも絆家ファミリーが増えてきてとっても喜んでいる♪

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