こんにちは。Global HUB 幕張に暮らす、D(むらまつ)です。
さて、わたしはGlobal HUB 幕張に住んで1年3ヶ月が経過しました。この文章を書いている今日は、近くの公園の桜も見頃を迎えています。最近では、太陽の温もりを感じる昼間にレジャーシートを敷いてお花見している人を見かけました。
桜の開花から春を感じていたら、ここ数年のことを自然と振り返っていました。そして、ふと内覧の日のことを思い出しました。冬なのに寒さは控えめで、シャカシャカと音を立てる春物のアウターを着ていた日のことです。
当時、引っ越しをしたことがなかったわたしは内覧もはじめてでした。「内覧 確認ポイント」と検索して、準備はバッチリ。お部屋を選ぶ基準は自分の中で確立できていました。
仕事の後に内覧を予定していたので、暗い夜道ではありましたが、街灯もあるしスーパーやコンビニもあるので、そこそこ明るく、これはなんとかなるな、と思ったのを覚えています。
しかし、背の高い木に覆われた公園は薄暗く、この時はその中を通ることはできませんでした。公園の横を通過し、HUBに到着です。建物の造り、駐輪場の治安、換気扇やお風呂場、お部屋の造りなどを確認し、頭の中のチェック項目を埋めていく作業は順調でした。
まだ入居を決めてないわたしに、「夕飯を一緒に食べよう」と声をかけてくれました。
この時のわたしの感覚としては、まだあまり親しくない友達の家に初めて遊びに行って、お茶して帰ろうと思ったらご飯もどう?と誘ってもらった、という感じだった。嬉しいけど、良いのだろうか。明日の朝も早いし、何よりも初対面の人がたくさんいて「誰だこいつ」となったら気まずい!うわあああ!
一方、こうも思いました。シェアハウスだからこの展開になっているのか。この波に乗ってみるのも良いのではないか。
わたしはボディーボードを趣味でやったことがあります。大事なことは自分が乗れる波を見極めて、思い切りパドリングしてタイミングを合わせて乗ることだと教わりました。
この波は、乗りたい波だ!
この日は沖縄料理をみんなで作っていて、みんなで過ごすテーブルの準備もどんどん進めていました。
空いている椅子に呼んでくれて、おしゃべりをして、ゴーヤーチャンプルーが色鮮やかで、うどんとそうめんという組み合わせが不思議だなと思いながら、みんなで食べたのが美味しかったことを記憶しています。まだ名前と顔が一致していないのに、シェアハウスには<みんな>がいるということを体感した時間でした。
「内覧 確認ポイント」と検索しただけではわからないことが HUBにはありました。
それは<どんな人が住んでいるか>です。
また、メインリビングに行けば誰かがいて、お部屋に戻ればルームメイトがいるシェアハウスという環境は、わたしにとっては新鮮でした。どんな人なのか、何を生業としているのか、好きな食べ物は何なのか。今までの生活では思わなかったことを思うようになりました。この変化を感じた人は、HUBに住む人の中ではわたしだけではないような気がします。
ここまで、わたしがHUBに内覧に行った日の話と、HUBの人たちの話をしてきました。
最近、暮らしについて考える機会が増えました。どう生活していきたいか、という壮大なテーマです。絶対解がない問いだからこそ、わくわくします。それぞれの解があって、その時々の解があって、メインリビングに知らず知らずのうちに持ち寄っていて、意図せず誰かのヒントになって、次の日の活力になっているのだろうと考えると、コミュニティとしてのおもしろさを実感します。
どう生活していくのかは模索し続けることになると思います。それは1人で考えるよりも、<みんな>で過ごす中で見つける方がたのしそうです。
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ざっくばらんに書いてきました。そろそろ散歩に出かけます。
わたしは花粉症なので対策をバッチリします。もちろんサングラスもします。近くの公園の桜を見に行って、写真を撮ろうと思っています。HUBのみんなに撮ったのを観てもらいたいな。週末まで持てば声かけてサクッと観に行くのもいいな。天気も合わせて確認しておきたいな。寒がりのあの人にはアウターを持っていくことをすすめようかな。風がやや強く吹いたら桜吹雪になるかな。
わたしは、今の生活が気に入っているようです。
kizunaya