2024-08-27
こんにちは!絆家シェアハウスの平岡です。
事業者さんの一番のお悩みは「集客」ですよね。きっと同じようなお悩みを持つ事業者様は多いのではないでしょうか。全くゼロからシェアハウスの集客を考える!絆家シェアハウス(平岡)が同じ立場だったら(15年前ですね。懐かしいです・・!)まずはこんなふうに進める!という集客戦略を段階ごとに出してみました。
参考になったら嬉しいです。それではどうぞ!
Contents
「集客に悩んでいる」方のほとんどが、シェアハウスの情報をなるべく多くの場所に情報を置ききれていないというケースが多いです。
少し考えてみて欲しいのですが
①ポータルサイト1社のみ
②ポータルサイト10社・公式ホームページ・公式SNS・公式LINE・オフラインイベント・法人営業・街中のフライヤー、これら全てに自社の情報が掲載されている・・・
①の場合に自社を知ってもらえる人数と
②の場合に自社を知ってもらう人数・・・
どのくらいの差がありそうでしょうか。
少なくとも10倍は違いそうですよね・・・^^;
どんなに素敵なシェアハウスでも、知っていただく場所が限られてしまうと、「見つけてもらえない」んです。
なので、まずは「見つけてもらう場所を増やす」ことが大切です。
シェアハウスの場合は、
ポータルサイトによって、費用もさほどかからずに掲載いただける場合もあります。
また、インフルエンサーやシェアハウスの検索で上位に上がるサイトに、自社シェアハウスの掲載依頼をすることもお勧めです。
まず、認知を考えましょう。現在シェアハウスのSEOは一部シェアハウス会社を除いてポータルサイトが強いので、観覧数の多いポータルサイトをフル活用するのは、自社サイトやSNSがまだ始めたての初手では簡単に認知をとる一つのアクションです。
絆家シェアハウスも今でこそ公式ホームページやSNSが強くなりましたので、使うポータルサイトは絞ってしますが、一番初めは掲載いただけるところは全てに掲載していました!
プラットフォームは全て使う。掲載してもらう。知ってもらう。まずは拡散!です。
ポータルサイトは認知を広げる一つの施策として、簡単にできるアクションです。
しかし、ポータルサイトに訪れる問い合わせ者様は、
という視点で引越し先を選びます。
たくさんあるシェアハウスの中から、「選ばれる」ということを念頭に入れた、ポータルサイト運用を行わなければいけません。
ポータルサイトに掲載する際、自身のシェアハウスの上下横に並ぶシェアハウスをチェックしていますか。
どんな規模で、どのようなコンセプトで、どんな魅力を打ち出して、どんな価格帯で掲載しているかをリサーチしましょう。
ポータルサイトに掲載して完了!ではなく、
掲載後、お問い合わせ者の方の視点で「どうやって問い合わせをいただこうか」と工夫する努力が事業者側に必要です。
※・・・結構、掲載して終了!あとは待つだけ…になっている方も多い印象です。勿体無い!
例えばこんな点を見直してみてください。
・メインで表記される写真はどんな写真でしょうか
(クリックしてもらいやすい、印象付のできるリビングデザイン、インテリアですか)
・TOPに表記される3行ほどの文章は、そのあとクリックしてもらいやすい文章に工夫されていますか
・更新頻度が観覧上位に影響されるポータルサイトの場合、定期的な更新をきちんと行なっていますか
ポータルサイトの場合、決まった構成に自社の情報を埋め込んでいく形になります。
そしてエリアごとのシェアハウス情報が数十軒同列で並びます。
そのため「他社と比較されやすい」が、「自社の魅力や個性を打ち出しにくい」というデメリットもあります。
わかりやすいのは「メイン写真」そして「TOP表記でクリックしてもらえる文章」この二つです。
例えばレポート活用ができるポータルサイトは、情報として残るのでレポートを広告として利用することも良いでしょう。
※絆家シェアハウスの初期では、2週間に1度、文章や表記、写真変更が可能なポータルは写真も変更し、その際の反応や問い合わせ数を探るようにしていました。
また、ポータルサイトによってどんなお問い合わせ者様が来るかの顧客層も若干の違いがあります。自社の顧客層と相性の良いポータルサイトを見つけるためにも、初期の頃は「全部に掲載」「反応や相性で活用するポータルサイトを絞る」ことをお勧めします。
シェアハウスをお探しの方は、ポータルサイトで関心のある物件を見つけたら、改めてインターネットで調べ直す。という統計があります。またその逆もあり、SNSやインターネットで見つけた物件をポータルサイトで探し直す。ということもあります。
ご自身のシェアハウスの情報がさまざまな場所(インターネット上)にきちんと情報量を担保されていますでしょうか。
例えば
・公式ホームページ
・公式SNS(インスタグラム、X、TikTok,,YouTubeなど)
・Googleマップ
・自社名を検索した時の上位表記ページ
この辺に、ご自身のシェアハウスの魅力をきちんと置いておくことは安心感や信ぴょう性につながるのでとっても大切です。
特にポータルサイトでは表現が難しい、自社ならでは個性・魅力を公式の場合は自由に打ち出しが可能!
あなたのシェアハウスだから選ばれる魅力を、自社サイトで発信しておくことは差別化につながります。
また、公式運用の何よりのメリットは「現在住まいを探す顕在顧客」だけではなく「いつか引越しを考えている潜在顧客」まで認知を広げることができるメリットがあります。
「急いで家を探しています」「家賃重視で」という方より
「いつかあなたのシェアハウスに住みたいと思っていて」という方にもぜひ来ていただきたくないでしょうか?
公式メディアやホームページの運用を長期的に行なっていると、こういった「あなたのシェアハウスだから住みたい」という顧客層を獲得することが出来ます。
SNSや公式メディアを数ヶ月運用して、反応がないからやめる…という声を聞くことがあるので、もったいないなあと思ってしまうことがあります..^^;
公式メディアやSNSは、結果的に長期的な財産になります。
自社の財産は結果、安定した集客動線・お問い合わせいただく方の安心感や決定打にもつながりますので、情報を導線上に置くことは取り入れることをお勧めします
SNSで反応が取れませんと相談いただく方のSNSを拝見させていただくと、「距離が遠い」ことがとても多いです。
その発信は、誰のために届けていますか。
まずここを具体的に決めていますか?
始めたてのSNSを、100人の人に届けようとすると、発信内容が薄くなってしまったり、誰のための情報だろう?という風にぶれてしまう発信になることがあります。
SNS運用の一番初めは、「たった一人のこの人にとって必要な発信をしよう」と、ターゲットを明確に決めてその人が見たくなるSNS運用に絞ることをお勧めします。
もし私が全く影響力のないところからシェアハウスのSNS運用を行うとしたら…ターゲットは「現在の入居者様」か、「すでにお問い合わせをいただいて内覧待ちの方」いずれかに絞ります。
フォロアー数などはあまり気にせず、まずは「必要と思ってもらう情報を届ける」ことに注力します。
現在の入居者様向けをターゲットにする場合は
・シェアハウス生活を実際に楽しむための情報やヒント
・シェアハウスの街を楽しむメディア
・自社のシェア生活で用意しているサービスや魅力
・最新のハウス情報など
入居者様が「ここでの生活がより楽しくなる」ためのヒントに情報を絞って、発信します。
もちろん、入居時すべての方にフォローいただくことを忘れずに!
問い合わせをいただいて内覧調整ややりとり中の方には
・シェアハウスに暮らしている(暮らした)方からの住まいのレビュー
・現在お住まいの入居者さんに入居決定いただいた理由や背景
・シェアハウスのルールや大切にしていること
・入居までによくいただく質問をすべて発信内容にまとめる
など、内覧までに気になることであろうこと、知れると嬉しいことをまとめていきます。
もちろん、「内覧前までにぜひ見ていただきたいシェアハウスの情報をまとめています。よろしければチェックしてください」と、内覧の方には全員、URLを送ってチェックいただける動線を作ります。
この二つの例は例えばですが…共通点は「距離感」と「必要な情報を届ける」ことです。
SNS運用をゼロから始める際に「距離感が遠い」ことが多いのです。
「顔が見えないどこの誰かターゲットも定まっていない誰か」に発信をしても、なかなか目に留まりづらい。
そのため、「誰のためにSNS運用を行うのか」を決めて、まずは一人、二人、少人数からでも「参考になる」「SNSを見たくなる」「いいねを押したくなる」とおっしゃっていただく運用を取り入れるのをお勧めします。
シェアしてもらう・いいねをもらう・参考になりました!と声をもらえたら成功です!
まずは一人!。その一人を決めて、配信内容を決めてみてください。
配信量は月10投稿・5投稿でも十分です。一人の声を取ることができると、拡散してもらえたり、いいねをもらえたり、お問い合わせをもらうことにつながります。ぜひお試しあれ。
未来入居いただきたい方を空想で考えて集客するよりも、
今いる入居者様のデータから再現性を立てた方が集客はうまくいくケースが多いです。
そのため、現在、すでに入居者様が1人でもいらっしゃる場合は、
お問い合わせをいただいた方の情報を詳細に取りましょう。
ーどのメディアやサイトから問い合わせをいただいたのか
ー自社と他に問い合わせをしたシェアハウスはあるか
(ある場合、どのシェアハウスか)
ーそのシェアハウスと自社の特徴の違いはあるか
(ある場合、どんな点をそれぞれ魅力に感じてお越しいただいたのか)
ー勤務先(エリア何分まで通えるのかを知ると、法人営業先の想定にもつながります)
ー職業・年齢
ーシェアハウスは初めてか・経験があるか
ーシェアハウスを選ぶ際に大切だと思うポイントはどんな点か
※絆家ではこれらすべての質問を内覧前・内覧中のヒアリング時に全員にご回答いただいています。
現在入居いただいている方(決めていただいた方)には
ー自社のどんな点に満足いただいているか
ーどんな点に期待して入居いただいていたか
ー実際の生活はどうか
などをお伺いして、自社のシェアハウスの魅力をご入居者様視点から探ることもお勧めです。
※絆家ではこれらの質問を入居後1ヶ月後を目処にフォローアップ面談としてヒアリングを取っています。
みなさんのシェアハウスでは、これらの顧客情報をきちんと管理されていますでしょうか。
おすすめは、タイプフォームやアンケートフォームですべて管理上におくことをお勧めします。
「うちは小規模物件で数件だから・・・」と情報を管理しないのは勿体無い!
集客につながる一番のヒントは、実際にお越しいただいた入居者様にあり、です。
小規模・始めたて・問い合わせが少ないときこそ、これらの情報は細かく得ることをお勧めします。
絆家ではこれらすべての情報を10年以上常にとっていますが、本当に貴重な財産になっています。
まずは目の前の方から集客のヒントをいただく。どんな発信に惹かれてお問い合わせをいただいたのかをダイレクトに聞いてみるのも良いですね。シェアハウス運営は、顧客の方と「内覧時」「入居当日」「訪問時」に長期的に直接コミュニケーションをとることができます。そのため、データが取りやすい環境も生かしていきましょう!
①から⑤まで全てを行なって「1件も問い合わせがありません」ということは99%ないはず!
(※もしそれでも問い合わせをいただけない場合は、物件そのものが「魅力的ではない」可能性があります。古すぎる物件や、暗い印象の写真や伝わりづらい文章を使っている・・などです。その場合は、リノベーションを視野に含めた物件のブランディングや、物件の魅せ方や発信する際の写真、文章を研究・検討する必要があります)
集客の基本視点は
この視点で考えてみると、いろんなアイディアが浮かんでくるかもしれません。
参考にしていただけたら嬉しいです。ここまでお読みいただきありがとうございました!
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【《シェア活》とは?】
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■シェアハウス市場の最新動向を知ることが出来る
■シェアハウスの集客で効果的な施策・ノウハウを得ることができる
■事業者との横のつながり、情報交換ができる
■シェアハウス運営のお悩みを直接相談ができる
■これからシェアハウスはじめたいけど何から始めたら良い?
など、シェアハウスオーナー様、事業者様、これからシェアハウスを始める方向けに、シェアハウス運営についての新しい気づきのヒントを得ることが出来るスタディイベントです。
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【テーマ:こんなことをお話します!】
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《1》シェアハウス市場の今とこれから
【スピーカー:東京シェアハウス 代表 森山】
シェアハウスポータルサイト【東京シェアハウス】の視点からシェアハウス市場の最新の動向と、今後の展開について解説します。国内外のシェアハウスのトレンドも交え、業界の未来を考察します。
《2》1000室でも高稼働で運営!WEBを生かしたシェアハウス集客術
【スピーカー:シェア180 代表 伊藤】
1000室以上の稼働改善を行ってきた弊社が、WEBを使った稼働改善の打ち手を見つける集客ノウハウを紹介します。
《3》もうシェアハウス運営で困らない!入居者トラブルを回避し稼働率を上げるコミュニティ運営術
【スピーカー:絆家シェアハウス 代表 平岡】
コミュニティ作りとルールメイキングの視点からシェアハウスで起きるトラブルを圧倒的少なくし、全体の入居平均期間と顧客満足度をぐんと高める仕組み作りについてご紹介します。
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【座談会&ディスカッションタイム有り!】
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ゲストトークの途中には、実際にさまざまなシェアハウスを運営をしている(またはこれからしたいと思っている)参加者様同士で、ディスカッションタイム!
「シェア活!」はシェアハウス事業者様・物件委託先を検討するオーナー様・これからシェアハウス事業を検討される方はどなたも大歓迎のイベントです。ぜひお気軽にお越しください。お会いできることを楽しみにしています!