ぶっちゃけどうなの?コロナ騒動中のシェアハウスの「リアル」

ぶっちゃけどうなの?コロナ騒動中のシェアハウスの「リアル」
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ぶっちゃけどうなの?コロナ騒動中のシェアハウスの「リアル」

2020-05-23

住民紹介
ぶっちゃけどうなの?コロナ騒動中のシェアハウスの「リアル」

[:ja] 
こんにちは。絆家運営チームです。
連日、世界中で騒動となっている「コロナウイルス」
なかなか収束する目処もつかず、飲食店、ホテル業、サービス業諸々が大きな経済影響を受けていますね。
 
私たちが運営する「シェアハウス事業」もいわばサービス業。
シェアハウスは大人数の中での共同生活なので、「コロナ期間、大丈夫なの!?」という声をよくいただきます。コロナウイルス騒動前の私たちの生活は、共に暮らすハウスファミリーと食卓を一緒に囲み、毎月お誕生日をお祝いし、ハウスファミリー以外の友人もハウスへ気軽に遊びに来ることが出来る、共に暮らす人同士の直接的なコミュニケーションこそを大切に過ごしてきました。
今はソーシャルディスタンスと言われる中で、シェア生活を送る上でどのように考え、行動していけば良いのか。非常に考えさせられる問題です。
  
また、何よりハード面問題。「ソーシャルディスタンス」が強制的に必要だといくら言われたとしても、キッチンやお風呂・洗面スペースなどの共有スペースをシェアして暮らす設計のシェアハウスにおいて、人と人の関わりをゼロにすることは現実的に考えて到底不可能に近いのです。
外出自粛が決定した当時より、運営メンバーで様々なシチュエーションを想定し、対策を検討してまいりました。その対策と方針の内容は国の方針に合わせ、常に更新しています
▶︎絆家シェアハウスが定めるコロナウイルスに対する対策と方向性まとめ
 
 
この記事では、この今の時代に、人と人の繋がりこそをメインコンセプトにしている絆家シェアハウスがどういう風に考え、どう過ごしているかをリアルに公開します。
これからシェアハウスに暮らそうと考えている方、また他事業者様など、参考になれば嬉しいです。
 
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[:ja]コロナ自粛期間を通して、運営者として取り組んだこと[:]

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まず私たちが出来ることとして取り組んだことは、下記です。
運営者が主催とするイベントは取りやめ、アルコールや手洗いソープの設置、手拭きタオルなど感染につながる共有備品の撤去を行い、外部からの来訪も一時的に禁止させていただきました。また、絆家シェアハウスには各ハウスにコミュニティマネージャーがおりますので、ハウスの中心となるメンバーと常に細やかに連携、相談させていただき、何か不安なことがあった場合にすぐに連絡がとりあえる関係性を大切に2ヶ月過ごしました。
内覧もすぐにオンライン内覧に切り替え、動画内覧やVRの導入など、時代の流れに合わせて必要な対策を取り入れています。
 
 
水回りやキッチンを共有していく中で人との関わり合いをゼロにしていくことは現実的に考えても難しいのがシェアハウスです。予防できることは徹底を呼びかけつつ、衛生面も十分に気をつけ、いつも以上にクリンリネスの意識を持ちながら、この期間の共同生活を、どのように考えていけば良いか、運営チーム全員で考えました。
 
 
このコロナ期間大切なことは、コミュニケーションを自粛する、徹底して交流をなくすことよりも(もちろんウイルス予防対策は徹底した上ですが)不自然に交流や関わり合いをシャットダウンするのではなく、「なるべく日常通りに生活をする」「それぞれが心地よいと感じる距離感での生活を大切にする」こと、そして何より共に暮らすファミリー同士が、お互いの思いやりを持って共同生活を送ることだということ。という結論になりました。
 
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大人数と暮らす共同生活が、どうしても慎重に、不安になりやすいのは致し方ないこと。だからこそ予防は徹底した上で、恐怖心が妄想で膨らむことがないように、神経質になりすぎないように、いつもどおりのコミュニケーションをとること、思いやりの気持ちを交わし合うこと、なるべく普段と変わらない生活を送ることが大切だと実感したからです。
 
 
 
コロナ期間中、コミュニティマネージャーを始め運営チームメンバーは細やかにコミュニケーションをとってきました。「思いやりをハウスに届けるためにこんなことをしてみたらどうか?」「こんな声がハウスから上がっている。どうすればよいか?」「今この期間だからこそ!全国のファミリーとオンラインで飲み会しよう!」など。今を悲観するのでなく、ウイルスとうまく付き合い、いまだからこそどんな暮らし方・他人とのコミュニケーションが心地よいか?を模索しています。
 
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合同イベントは一時中止としていますので、今はオンラインでのハウスイベントをランダムに開催しています。こちらはオンラインヨガ教室の様子。
 
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[:ja]コロナ期間中に実際にあったハウスファミリーの声を紹介します[:]

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期間中、ハウスファミリーから実際にあった声を紹介します。
どのハウスも在宅ワークのファミリーが多く、家にいることが増えたからこその声だと思います。改めて人と人との繋がりとは、毎日一緒にいること以上に、心の距離や繋がりだと、感じさせられました。
 
 
✔︎仕事が急遽リモートに切り替わり、シェアハウスでほぼ過ごす毎日になった。シェアハウスにはコワーキングルームがあって共有スペースも充実しているので、ずっと家にいても疲れることなくリフレッシュできた。これが一人暮らしで狭い部屋で在宅だったと思うと少しぞっとする・・・
 
✔︎飲食店の仕事だったので、2ヶ月ほとんど仕事がない状態だった。家で料理をすると、喜んで食べてくれうファミリーがいて救われた。仕事はない状態だったけど、気が滅入ることなく期間中過ごせただけでなく、やっぱり誰かに料理を食べてもらうことが好きなんだなあと自分の仕事がますます好きになった。
 
 
✔︎外との関わり合いがほぼゼロの状態だったので、シェアハウスのメンバーと毎日少しだけでも話せるという環境がどれだけありがたいか身にしみた。当たり前だった日常に感謝するようになった。
 
 
✔︎ゴールデンウィークやお盆の旅行も全部キャンセルになり絶望していたけど、休日家で過ごす日も悪くないなと思えた。誰かが歌っていたり、屋上で昼寝していたり、人が近くにいるということに安心するなと改めて感じた。
 
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お外で日向ぼっこする柏HASH 196ファミリーたち。とにかく換気をしっかり行い、帰宅後は手洗いうがい・アルコール消毒をお互いへの思いやりとしてしっかり行うことを徹底し、後は日常と変わらず、思いやりの中でお互いに過ごしています。
 
 
など、思いがけない、絆家シェアハウスに住んでてよかった!の声をたくさんいただきました。
 
 
「コロナの影響での退去者はいないの?」と質問をいただくことがあります。コロナの影響で退去をする方は、海外ファミリーが多いです。現実的に母国に強制的に帰国せざるおえない、入国ができないから入居キャンセルになった。というケースが目立ちます。
しばらく海外の皆さんは、日本へ入国しづらい状況は続くと思いますが、また当たり前のように世界中飛び回れる日を待ちわびて、絆家シェアハウスが日本中どこよりも海外ファミリーが心地よく生活できるためのサポート体制を、整えていきたいと思ってます。
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[:ja]コロナで改めて考える。人と人との繋がり[:]

コミュニティシェアハウス

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強制的に人との距離を世間的に制限してみて感じるのは、やっぱり人が生きる上で人との繋がりや関係性が全くない中で生きる人生ほどつまらないものはないなということでした。シェアハウスでの「おはよう」「おかえり」「今日は家にいるの?」そういった何気ない会話がもし全くなく、誰とも会話することがなかったら・・と考えると、少しぞっとします。
 
まだまだ不安定な日々が続きますが、少しづつ元の生活に戻りますように。また、このウイルスと共存して健やかに過ごしていけるよう、何よりも他者への思いやりを大切に過ごすことを伝え続けていきたいと思います。
 
現在、幸いなことに絆家シェアハウスからのコロナウイルス感染者はゼロ(2020年9月1日段階)引き続き予防対策を続け、お互いの思いやりの中で心地よい共同生活をサポートさせていただきたいと思います。
 
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ABOUT ME

この記事を書いたライター

kizunaya

kizunaya

絆家の広告塔うっちーくん。人好きで、話好き。絆家のいろんなシェアハウスを巡っては、家の様子をブログに上げることが趣味。最近は、東京以外にも大阪にも絆家ファミリーが増えてきてとっても喜んでいる♪
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