皆さんこんにちは。
先日絆家シェアハウスに住むファミリーが講師となって好きなこと・得意なことをシェアする素敵な機会が“まなび場”として開催されました。今回講師にチャレンジしてくれたのは湘南・江ノ島にある「うみがめ舎」に住むゆいぽん。
普段から人々の対話の支援をしているゆいぽんの素敵な人柄や開催への想いを感じられるインタビュー記事をまだご覧になっていない方はぜひこちらも合わせて読んでみてくださいね。
それでは当日どんな様子だったか振り返っていきたいと思います!
今回のまなび場の参加者は関東関西の様々なハウスから、全部で11名。
まずはみんなの自己紹介タイムです。対話のイベント、ということもあり、早速2人1組分かれてお話していきます。名前やハウス名と共に、“今日何に惹かれてこのイベントに参加したか”ということ、また今日のテーマは“関係性という視点で考えていく”ことでもあるので“関係性ってなんだとおもう?”という問いについても意見を交わしました。
“関係性をもっとよくしたいなあ“と普段考えることはあっても、”関係性“そのものについて考える機会なんてあまりないのでとても新鮮。実は私、個人的にオンラインでの対話が少し苦手な部分があるのでいきなりブレイクルームでどうしよう、と一瞬ドキドキしたのですが、じっくり喋ったことのない他ハウスのファミリーとお話しできる貴重な機会。
結果”この人のことをもっと知りたいな、せっかくだから色々聞いてみよう”と終始ワクワクする時間となりました。個別の自己紹介が終わったところで、全体での共有の時間。
ここで出た参加者の考えも人それぞれでとても新鮮でした。
「関係性って、誰かといてうまれるもので、小さな積み重ねが重なってできあがっていくものかなあと思ってます」なんて意見はまさに人柄が出ているなあと序盤から気持ちがあたたかくなったのですが…何やらゆいぽんが画面の向こうで動いています。
そうです、これが普通の対話イベントとの違い!みんなの対話を聴きながらゆいぽんがそのイメージを絵にしてくれていました!
自分たちの話す内容がどんな風に絵になっていくのか興味津々!みんなの参加動機としては、
「絵で対話するのっておもしろそう」
「言葉にするのが苦手なのでコミュニケーションの幅が広がるかも」
「関係性を学べたらいいな」「誰もとりこぼさず会話を進めることに興味がある」
「チームの中で自分がなにをできるか、ヒントがもらえたらいいな」
というそれぞれの興味関心だけでなく
「ゆいぽんを応援したくて!」
と言うハウスファミリーの姿も。それに対してゆいぽんから
「みんなに応援してもらってこの時間があるなぁ」
なんて言葉が出ていて、序盤からすでにゆいぽんの人柄によりあったかい空間ができていたように思いました。
だれもとりこぼさない場をみんなで作っていきたい!
今回の会を進めるにあたっては、グランドルールがありました。
・評価判断しない(悪いとか良いとか判断しないよ)
・守秘義務(ここで話した話は外に出さないよ)
・自分の小さな声を大切に(いつもは心にしまってしまう気持ちを素直に出してみよう)
ゆいぽんはこのルールを会のベースにしたいことを伝えてくれ、みんなにもこのルールに同意するかしっかり確認してくれた上で改めて対話スタート!再び2人1組になり1つのテーマについて話し合い、全体でシェア、さらに対話を深めていきます。
テーマ1「ハウスメンバーとの最高の関係性って?」
テーマ2「ハウスメンバーとの最低な関係性って?」
まずは、上記のテーマに沿って、それぞれ話し合い。
“最高“は普段の生活の中でいいなと感じている部分で考えやすく、ぽんぽん意見が出ている印象でした。反対に”最悪“はみんなあまり考えたことがない様子でしたが、あえて考えることによって、望まないこと大切にしたいことなどの自分の気持ちが見えてくるとのこと。
また印象的だったのが、全体シェアの時間にゆいぽんは「喋りたい人の気持ちを尊重したいからみんなが喋りたくなるのを待ってるね」とそれぞれの気持ちを大切しながら優しく会を進めていってくれたことでした。そしてみんなから言葉が出てくるとキーワードを拾って絵にしたり、「それって具体的にどういうことなのかな?」と掘り下げてくれたりして、みんなの気付きが深まるとても良い時間だったように思います。
テーマ3「ハウスメンバーの関係性の中であなたはどんな人でありたい?」
最後のテーマはそれぞれ個々に考えチャット欄に書き込み、“せーの”で一斉にエンターキーを押すことで一気にお互いの考えを知ることができる方法を取ってくれ、それもまた楽しかったです。それぞれ違った素敵な想いを持っていることを知りさらに気持ちがあたたかくなり、おわりに感想シェアの時間。
「視覚で見るとわかりやすいっていうのを実感した」
「耳で聴いていて話についていけなくなる瞬間、絵を見ることでこういう流れだったな、と整理できて可視化ってすごいなと思った」
「個々の捉え方の違いだけでなくハウスによっての違いも知れて面白かった」
「90分あっという間だった!」「ゆいぽんの拾うことばが素敵」
などなどたくさんの声が上がりました。ゆいぽんからも「みんなの世界観を広げていくのが好き」「困ったらいつでも声をかけてね」と再びあたたかいお言葉があり、今回のまなび場は終了となりました。
ゆいぽん、まなび場でのチャレンジありがとう!「話し足りなかった!」「グラファシもっと経験したいなー」なんて声も多く上がったので、個人的にも第2弾の開催に期待したいです。今回参加できなかったファミリーの皆さん、次回参加してみてはいかがですか?
kizunaya