まずは、実際にどのようなトラブルが起こりやすいのか、よくあるケースを確認してみましょう。この実例は、絆家だけではなく実際にどのシェアハウスでも、そしてルームシェアなど、他人と共同生活を送る際に起こりやすいトラブル例をまとめてみました。

（1）生活音やマナーに関するトラブル

• 例：深夜の電話や音楽、廊下での私語が気になる
• 例：共有スペースを使った後の掃除がされていない

など、音や清掃のトラブルはよくシェアハウスのトラブルで聞く話。特にルールがない自由度の高いシェアハウスでは無法地帯になってしまう、ということもあるようです。

（2）私物の管理や共有物の使用トラブル

• 例：冷蔵庫内の食べ物が勝手に食べられた
• 例：共有スペースが一部の人の私物で占領されている

など、物の管理トラブルもよくある一例のようです。共有スペースは入居者皆さんが使うスペース。一部の方の荷物がずっと置きっぱなしになってしまっていたら、他の人も使いづらいですし、平等性がなく困ってしまいますよね。

（3）価値観の違いや人間関係によるストレス

• 例：他人との距離感に疲れる
• 例：交流が少なすぎて孤立してしまった

など、ソフト面・コミュニケーションでのストレスもあるとか。顔が見えない関係性のシェアハウスだと、距離感や相手が何を考えているのかがわからない・・などで意外とストレスが溜まりやすいとか。一緒に暮らすからこそ、心地よい関係性のコミュニケーションが取れるかどうかはとっても大切ですよね。

こうしたトラブルを未然に防ぎ、また発生した場合にも適切に対応できるよう、私たちのシェアハウスでは、以下のような管理体制を整えています。

（1）明文化されたルールとハウスマナー

すべての入居者の方に対して、入居時に「ハウスルールブック」をお渡しし、ルールの周知と同意をいただきます。例えば内容には以下のような事項が含まれます：

• 静音時間の設定（22:00以降は音量に配慮）
• 共有スペースの使い方と掃除ルール
• ごみ出しや備品の管理方法

こういった「ルール」はもちろんですが、絆家の特徴は「コミュニケーションマナー」を採用していること。目を見て挨拶をすること、何かあった時にお互いに声を掛け合うことを理解いただくことなど、円滑に皆さんがコミュニケーションを取り入れられるようなマナーを取り入れています。

こうしたルール・マナーをわかりやすく提示・全ての入居者の方へ先にご理解いただくことで、「なんとなく気まずい」を防ぎ、トラブルの抑止になります。

（2）定期的な巡回と清掃体制

週1～2回、スタッフが物件を巡回し、清掃状況や共用部分のチェック、トラブルの早期発見に努めています。

• 清掃担当者もルールを認知し、守られているかの確認、呼びかけを行う
• 月に１度のクリンリネス訪問で、特に重要なルールが浸透しているかを直接確認
• 私物の管理等、特に占領トラブルになりやすいものは徹底管理の上、すぐに撤去

第三者の目が入ることで、衛生面も安心ですし、「一人で抱え込まない」サポートにもなります。

（3）相談窓口の整備と迅速な対応

入居中に何か困ったことがあったときには、LINEや相談フォームでの相談窓口を設置しており、専任のスタッフが迅速に対応します。

• トラブルに対して、できること・できないことを明確化
• 必要に応じてスタッフが間に入り、入居者同士の話し合いもサポート

「困ったときに、すぐに頼れる場所がある」ことで、入居者の皆さんの安心感につながります。

（4）入居審査による安心の住環境づくり

絆家は誰でも入れるシェアハウスではなく、入居時には必ず面談や専用の入居審査を行っています。

• 協調性や社会性を重視した選考
• コンセプトや雰囲気に合った入居者を選定

何よりここが一番大事！どんな人たちが暮らしているのか？絆家は明確なコンセプトがあるので、シェアハウスへの暮らしに対して、共通の関心や共感性がある方々が多く入居いただいています。内覧は２時間かけてどんなシェア生活を送りたいか？担当者とお話しさせていただきます。このプロセスがあることで、「価値観がまったく違って馴染めない」といったミスマッチが起きにくくなっています。コンセプトに共感いただいていることが入居の条件となりますので、シェアハウスに求めているものが共通しているコミュニティや繋がり・ソフト面に魅力を感じている方のみの方がご入居いただきますので、自然と仲良くなりやすく、安心した環境につながっています。

事例1：夜中の騒音が気になる

→ 騒音がどのようなものなのかを、相談者の方にヒアリングをします。音の価値観は個人の主観によっても異なるので、明確な騒音なのか、生活音が気になってしまうのかをお伺いします。

生活音が過剰に気になる場合は、お互いに関係性構築ができていない可能性も高いため、運営者が仲介に入りながらお互いの生活について理解し合う時間をとらせていただきます。

明らかな騒音・深夜の音に関しては、運営者から直接対象の方へ注意喚起を行います。

事例2：共有スペースが一定の人の荷物で占領されている

→ 巡回時にスタッフが私物への貼り紙を行い、回収を促します。翌週に回収されていない場合は、運営側で回収・保管し、スペースから撤去をするルールを導入しています。

心地よく利用いただくために、またセキュリティの観点より私物の管理については徹底してお伝えしています。

事例3：特定の入居者が孤立気味

→ 入居後１ヶ月を目安に、全てのご入居者様へフォローアップ面談を行なっています。その際にコミュニケーションの取り方や工夫できることのお伝えをさせていただいたり、ハウスにコミュニティエディター（※ハウスのコミュニケーションやイベント企画を行うメンバー）がいる場合には、エディターとお繋ぎさせていただき、輪に入ることができる関係構築をサポートします。

実際に絆家シェアハウスへ暮らしている方々の声（口コミ）をご紹介します。

はじめてのシェアハウスで不安になるのは当然のこと。でも、管理体制がしっかりと整ったシェアハウスなら、トラブルを未然に防ぎ、万が一の時にもサポート体制があるので安心です。

私たちのシェアハウスでは、「ただ住む」だけではなく、「人とのつながり」と「心地よい距離感」を両立した暮らしを提供しています。シェアハウスでの住まい選びで迷ったら、まずは管理会社の管理体制がどのような方針で用意されているか、導入されているかを見てみましょう。

安心・快適なシェアハウス生活は、どちらか一方ではなく入居者皆さんと管理会社が一緒に手を取り合いながら育まれます。

皆さんのシェア生活が素敵な毎日になりますように！